以下、ものすごく長いです。毒吐いてます。
元業界人なので、この業界に対する評価がムダに厳しいのかもしれません。
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帰宅して、アイスを冷凍庫にしまって、しばし悩む。
行動範囲が広がるかも、と思って、
少々遠いのは承知で行ってはみたが、
よく考えてみたら、
私は、どこの国でも歩くのは嫌いなのだった。
…。
さて、広告というものは、広告主の売りを重点的に載せているものだ。
つまり、プライベートレッスンを売りにしていても、
グループレッスンもあるかもしれない。
日本の語学学校でもそうだが、
いつでも好きなときに、
キャンセル可能、
一人ひとりのニーズに応えるマンツーマン
と、私にとってはむしろマイナス材料が目白押しの広告を眺め、
ダメもとで、一番近い学校に電話してみることにした。
電話に出たのは日本人の
営業マネージャー。
学校名を名乗ったはずだが聞き取れなかったので、
(ていうか広告には学校名が英語と中国語で書いてあって、
日本語名を把握していなかった。)
「中国語の学校ですよね?」と確認したら、
「ん♪そうですよ?。」
語学学校の営業及び一部ショップの店員にありがちな、
親しみを示しているつもり(で私には逆効果)の
「ん♪」
ものすごくイラっとする。
親しみやすさと馴れ馴れしさをはき違えとんじゃ、わりゃーっ。
向こうが「ん♪」を発するごとに、
私の方は必要以上にていねいな言葉遣いになりつつ、
とりあえず売りはマンツーマンではあるものの、
このまま耳に直で「ん♪」を聞き続けることにうんざりして、
近いし、
夕方説明を聞きに行くことにした。
営業マネージャーは、
これまたま?、これ以上『いかにも』な語学学校マネージャーいるか?!
くらいのおねーちゃん。
親しみやすさと馴れ馴れしさをはき違えていることなど、
一生気づかないであろうまま、
生徒は日本人が90%以上、
テキストは日本語併用、
日本語のできる先生もいる、
マンツーマンのほうが効果が上がるのは早い、
と、
私のツボをとことんはずし続ける営業トークを繰り広げた。
生徒の国籍比率についてはむしろマルチナショナルが望ましいし、
日本語併用についてはむしろターゲット言語によるダイレクトメソッド派、
マンツーマンについては、
自分の性格もさることながら、
外国語教授法として私は効果的だと認めていない。
なんてことを思いながら、
ひとしきり営業トークを流し、
「で、グループレッスンはムリなんですかね?」
と本題に入る。
営業、
売りに対する私のあまりの反応の薄さにあきれたのかあきらめたのか、
以前問い合わせのあったグループレッスン希望者に連絡を取って、
週3回3ヶ月の初級クラスを企画してみるとのこと。
ここがダメだったら別の学校の来週月曜スタートのコースにするので、
今週中に回答をいただきたい旨お願いした。
まだ確定ではないが(生徒が集まるかどうか不明なため。)
多少授業料の話もして一区切り、
お決まりの『親しみ』表現の雑談に入ろうとする営業。
「上海にいらして3ヶ月くらいですと、もう慣れました??」
「あ?、どこにも行ってないし、なんにもしてないんで…」
と答えて、
営業が話の継ぎ穂に困った顔になったところで、電話が鳴った。
グッドタイミング。
欠席の連絡だったらしい。
「それでは、よろしくお願いいたします。」
と言ってその場を辞した。
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