介護生活再び

何年ぶりかしらねー。



2011年夏に上海から帰国後、
チョロQさんは、老化に伴う慢性病についてはもう獣医に連れて行かない、
血液検査もしない、と考えておりました。

多飲多尿も年相応、
しっこもうんこも快調で、
激しい朝稽古で飼い主起こして朝から爆食、の毎日でしたから。



ところが足の症状なんだものー。(踵様跛行)



チョロさん、糖尿病発覚でございます。

その場で入院レベルの数値ということだったが、
初めての獣医さん、チョロの性格では入院はムリと的確に判断してくださって、
(ポイント高し。)
現在、自宅で毎朝インシュリン注射、夕方通院して血糖値測定
ごはんは処方食m/d (チョロさん当然爆食)
内服で抗生剤と整腸剤(抗生剤で下ったから。)朝晩1錠ずつ


チョロがイヤなことは続けるつもりはありません。
まあ、一日に1回痛くない注射と2回投薬は楽勝なので問題なし。
あとは毎日の通院がいつまで続くのか、現在様子見中。


インシュリンの注射ですが、
いろいろなところでいろいろな獣医にかかってきて初めて、
「ご自宅で注射していただくので、練習しましょう」
と言われ、インシュリン用の注射針と生理食塩水で練習しました。

いや、もう何年ぶり？って話だし、
自分がやるとこプロに見てもらったことないし、
念のためね。

インシュリン用の針ったらあまりにも細すぎて、
薬液を吸い出すのやなんやら、折ってしまいそうで手が震えたわ。

プロの前で、ってことで緊張してたってのもあるけど。

細いので、注射そのものはとてもらくちんです。

それまで水入れの水を一日で飲み切るなんてことなかったんだが、
8月の帰省時、姪に留守をお願いした時、
水入れが一日で空っぽになるということに初めて気づいた。

思えばそのころから、フケが出始めていたような気もする。

爆食犬食いは変わらず、
よく食うよく出す、と幸せな気持ちで朝稽古の攻撃に耐えていたんだが、
異常な食欲も症状の一つらしい。

んー、チョロの場合は、血糖値がずーっと正常だった若いころから、
食欲は異常だけど。

12月に入ったころからか、
トイレで、したばっかりの自分のしっこに足突っ込んで、
しっこ砂べったり後ろ足につけて出てくることが多くなったような気がする。
このころから後ろ足がふらついていたんだろう。

フケもますますひどい。

で、年明け、
明らかに後ろ足の動きが不安定で、
数歩歩いては伏せの姿勢になる「だるまさんがころんだ」歩きに。

このころから朝稽古をしなくなり、
私は5:30に起きれなくなった。(朝家事をするようにしていたので困る。)

ニンゲン恐怖症・獣医選択ミスのトラウマをかかえる飼い主が
獣医に行くのを逡巡していたところを、
夫に促されて動物病院検索、
1/18(日)夕刻、自宅から3kmほどの動物病院へ。

足の症状だとばかり思っていた飼い主、
チョロの様子を聞いた獣医の「まず糖尿病が疑われる」と言葉にボー然とする。

骨その他の問題か内臓からくる問題か判断するために、
レントゲンと血液検査。

レントゲンにより股関節が少し傷んでいることが発覚するも、
なにより血糖値が測定範囲振り切って>600。

糖尿病の「と」の字も考えてなかった飼い主、
ボー然とするアタマをなんとかフル回転させて説明と治療方針を聞いて、
とりあえず当面の処置方針に納得して現在に至る。



数年前、上海で慢性腎不全の初期と言われたBUNとCREAは、
驚きの、まるで正常値。

最大8.8kgからダイエットして7.5kg前後で落ち着いていた体重は、
おそらくこの1年で激減して、衝撃の5.6kg。
(食べているのに体重減少も糖尿病の症状の一つだそうです。)