君臨すれども統治せず

夕方、ネコ部屋を覗くと、
ペケペケいすで、

こいつが、




こんなことになっていた。

ペケペケはネコカゴ。

なんか不満気…。

しばらくすると、ペケペケがリビングに出てきて、
うろうろしながらにゃんにゃか鳴き始めた。

寒くなってから、もうずいぶん長いこと、
ペケペケはネコ部屋にこもりっきりで、
自分からリビングに出てくることはほとんどない。
(輸液する場所だし。)

最近は歩く姿もめったに見ないので、
こりゃチャンス。



と写真を撮っていたら、


ペケペケの鳴き声が気になったらしく、
のーびのび寝ていたはずのチョロが出てきて、
しきりにペケペケのニオイをかぐ。




するとペケペケ、
フンフンニオイをかぐチョロをシカトして、すっとネコ部屋に戻っていく。

トイレかな?、
もしかして、うんこ知らせに来たのか?

と、ついて行くと、
トイレには、ってかどこにも見向きもせず、
一直線に向かった先は…




↓ ペケペケいす。

しれ?っ…。



ペケペケ…。

やり方がキタナイ
こ、こすい
手口が老獪



か、賢いね?。

ほんとうに賢いね?。



…。



ま、チョロは、
寝場所をダマし取られたことにはたぶん気づかないからいいけどね。



そんなペケペケ、
ご存知おっとりおしとやか天下一のいいコちゃんでありながら、
なんだかんだ言って女王様気質。
そういやかつてこんなことも…。



『朕は国家なり』 (違)