診察室に入って、まずはペケペケ。
様子を話してとりあえず採血。
久々だし、この先生に採血してもらうのは初めてで、
また心臓がくぅぅぅっとなったが、
結論から言うと、
採血、うまい。
ペケペケはもともとそんなに保定しなくてもおとなしいのに、
保定の男性看護師が、あまりにもペケペケを羽交い絞めにするので、
ペケペケが嫌がってジタバタするんだが、
それをも封じ込める強硬保定。
あんまりうまく行かなかったら一言言ってやろうと思っていたら、
先生、ペケペケがぴっぴっとひっこめようとする前足から、
毛剃りなし、圧迫ゴムなし、で
「はいはい、ちょっとごめんな?。」
で、すっと一発採血。
思った量に行くまでにペケペケの「ぴっ」で最後は外れてしまったが、
検査に十分な量は取れて、止血して終了。
『取れるかなぁ、動くかなぁ、あああ、動くなよ???っ。』
の品川の先生に見せてやりたいと思った。
うんこはたまっている状態だったので、
おなか触診して、「あ?、なるほどね?。」
これについては、現状の処置に変化なし。
その他触診も問題なし。
聴力の衰えについて聞いてみたが、
家猫の場合、特に不便もないし、調べる方法はない、とのこと。
鳴き声を聞いて、
「確かに、耳が遠くなっている猫の鳴き方になってるかもしれないですね。」
と言われた。
口内については、
歯がないので、かえって口内炎とかの問題が少ないとのこと。
「13歳の時に、歯が悪くなって、
『あと10年くらいは生きると思うので今やってください』って
抜歯してもらったんですよ。」
と言ったら、
笑いながら、「今となってはそれ、正解でしたね?。」
と言われた。
そうだよな?。
あの時は、もう、アタマの中ぐるんぐるんで、吐きそうになりながら、
G BBSで泣き言書きなぐりまくっていたものだった。
体重4.8kg。
で、血検結果は、
BUN 49.0 (前回 44.6 前々回 48.8)
CRE 3.9 (前回 2.6 前々回 3.0)
うああ…。
予想はしていたが、CREがひどい。
あと、特に注目したのが脱水。
CREもできれば3台前半に抑えたい、ということで、
現状毎日120mlの輸液を150mlに増量。
脱水していると腎臓にも負担がかかるし、
口内炎の予防にも脱水緩和は重要だとのことで、
飼い主、何度入れ替えたかわからない心をしっかりまた入れ替えて、
輸液増量、さぼらない決意をするのだった。
投薬についての提案はなし。
その点については飼い主の希望もなし。
その他項目は問題なし。
輸液増量して様子がおかしいようだったらすぐ連れて来る、
そうでなければ、2、3ヶ月に1回は血検しましょう、
ということでペケペケの診察は終了。

ペケペケ…。
…コワいです。
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