前に夫御用達の果物屋、と書いた近所の果物屋。
夫に、なぜそんなに気に入っているのか聞いてみたら、
「若夫婦がとても感じがよくて親切だから。」
私は奥さんとしかやりとりしたことはないが、
いかにもきっぷがよくて、明るくて、
中国語でいろいろ話しかけてくるが、
値段だけは英語で言ってくれる。
果物は必ずいいものを選んでくれる。
先日も夫が「オレンジ10ヶ」と言ったら、
棚にはオレンジ山盛りになっているのに、
「6ヶしかいいのがないから。」
と、6ヶしか売ってくれなかった。(笑)
で、今日、
高級(笑)インド料理を食べた帰り、
スイカがほしくて果物屋に立ち寄った。
以下、私がタクシーから見ていた一部始終。
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スイカはいつも店頭の道端に並んでいるんだが、
今日はない。
夫が奥にいる若旦那の方を向くと、
「ないよ。」
それで夫が「そっか。オッケー。」と店を出ようとすると、
「ちょっと待って」と呼び止められ、
奥から奥さんが大きい1/4カットスイカを袋に入れて、
夫に手渡した。
お金を払おうとする夫に、
「いらない、いらない。」
「え??!」となおもお金を払おうとする夫を店から押し出すようにして、
奥さんニコニコ手を振ってくれた。
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わはははははは、
スイカもらっちゃった!!!
昨日、今日と、雨模様ではあるがとても暑かったので、
スイカ、売れちゃったのかな。
もしかして、自分ち用に取っておいたスイカだったんじゃなかろうか。
それにしても、夫はなんにも言ってないのに、
スイカがほしいということがわかって、
「ない。」
「ちょっと待て。」
「ほれ持ってけ。」
「金はいらん。」
って。
いや?、江戸っ子だね?。(違)
[0回]
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COMMENT
無題
驚いた。脳内イメージを取り替えねばならないかも。
私が聞いた話では、何かを求める人に対して中国人は鋭く「メイヨッ」と言い放ち、それは「ない」という意味なのだけれど、「ねーよっ」と聞こえるのだとか・・・。確か漢字では「没」と書き、強く言うときは「大没」と書き・・・うんぬん。
そのご夫婦、本当に中国人?それとも中国人のふりをしている江戸っ子?(大藁)
無題
中国に来た外国人が一番最初に覚えるフレーズとしてやたら有名なので、ワタクシ、中国に来る前から知っていました。(笑)
その「大没」というのは知らない~。
不思議でしょ?! 夫は「スイカ」って言ってないのよ。大体「スイカ」の中国語知らないんだもん。(爆)
で、だんなが「没有」と。(笑)
初めて暮らす国についてはニュートラルでいたいという理由で情報本やらエッセイやらをなるべく読まないようにしているので、中国人についてあんまり具体的なイメージを持っていないんだわ、私。
だいたい、まとまったイメージを持つには広すぎるし。
人数多すぎるし。(笑)
とりあえず、店員さんは、大型スーパーでも個人商店でも、けっこう親切です。入国管理局の係官は、これは国に関わらずしょうがないのね、きっと。
言葉の通じない国でイヤな思いをすることについては、ドイツ滞在のおかげで相当あきらめが早いです。っつか相当鈍感になってるかも。わはは。
なんの話かわからん、という方は、↓ こちらをどうぞ。
http://www.geocities.jp/regeneurope/thoughts/12-2000.html#1
無題
スイカ欲しいって、なんでわかったのか。スイカ置き場を見つめるダンナさまの落胆顔が、すごくわかりやすかったとか?
上海人は元気で、僕にはすごく好印象でした。
“昭和人”のような必死さが清々しかったです。
店員さん親切ですよね。
それに、わかりやすい。
「売るか売らんかはこっちが決めるんやで、生意気言うたら売ったれへんどコラ!」(@大阪不動産屋)とか、
「うちの品物の価値を理解できんような育ちのお方には、買うてもらわんでもよいどすえ~」(@京都傲慢老舗)とか、
そういう妙にプライドの高い商人に出会って困惑することがあまりなかったです。
僕には、上海人たちが「外交問題なんかどーでもよろし、ワシの稼ぎが大事なんじゃ、お客様は神様です、いらっしゃいませー」って言ってるように感じられて楽しかったです。
無題
かにさんのたとえ、大変わかりやすい~。なるほどね~。
夫に言わせると、やはり上海人は外国人に慣れているので対応もやさしいらしいです。地方に行くと、サエコポンが書いていたようなつっけんどん、というか、親切ではないそうです。
更新頻度が激しく落ちていますが、^^; 反応大歓迎でございます。バンバンいっちゃってくださいね~♪
無題
ドイツに行ったことない私が唯一実体験で知っているドイツ人。
とあるアジアのリゾートで、宿泊者同士のテニス大会がお遊びで開かれ、私のパートナーはオーストラリアのおじちゃん、相手がドイツ人夫婦でした。私ら二人のレベルは低く、あちらのレベルは高く、そしてあちらは全く容赦せずにスマッシュを決め続けるのでした。赤子の腕を捻り続けるか、普通?
没有でしたか。没が有ると考えるのね。
There is nothing的発想ね。
上海は昔から貿易の要所だし、商人の世界で愛想がいいのかもね。日本で言えば大阪?
無題
そのとあるアジアのリゾートのドイツ人も、ま~、いかにもですね~。(笑)
利かす「機転」とか、使う「気」とか、持ち合わせていないのが普通です。もう「空気読む」なんて、たぶんなんのことか想像すらできないかも。
あら。いやん。ドイツの悪口久しぶりだわ~。(爆)
ああっ、しまったっ。上海≒大阪を最初に指摘してくれたねこまたさんがドイツ好きだったような気が…。
ねこまたさん、許してください~っ!
で、上海と大阪、共通点あるかもね~、というのは、ほんとにそんな気がします。でもかにさんの「大阪不動産屋」はとんでもなかった、と。
ジェネラライゼーションの限界と個人の体験のインパクト、いや~、「ヨーロッパの日本人」BBSの一大テーマでしたわ~。なつかし~。(笑)
無題
上海≒大阪ですか。
たしかに背景が似てるかも。
だとすると、あまり上海になじむと、雨さんもそのうち、
鼻血が出るほど値切りまくる大阪マダムと化していくのでしょうか・・・?
(我が母のように)
“値切らないことは罪”と思いはじめたらその兆候、
“値切れない人は根性なしのダメ人間”と思い始めたら完成だと思いますので、
心の隅に置いとくとよいと思います。
無題
値切りまくると鼻血が出るのか? (爆)
あの。大丈夫です。
値切るの、ほんとに苦手です。
しないで済むなら、一切値切りたくないです。まさに根性なしのダメ人間です。(笑)
ナミビアで太鼓を買ったとき、あまりにも値切りが甘くて、太鼓売りのおばちゃんに一日分の稼ぎくらいの大騒ぎをされてしまいました。
地域経済を破壊するので、ほんとはとことん、もっともっと値切るべきだったというのはわかっていたんですが、ううう、ムリなんだもの~~~。(/_;)
マジで『値切らないことは罪』な世界。
あ、そんな話じゃないですね。^^;
ほんっとに余計な話が多くてムダに文章が長いんです。ごめんなさい。