おそらく想像に難くないとは思うが、
海外引越しは、おおごとである。
もうしちめんどくさい手続きのテンコ盛りなんだが、
実際のところ、人間なんざー、どーにでもなる。
何が大変って、ネコの輸出入。
フランスから帰国したときは、
動物検疫の新制度が施行される直前で、
狂犬病予防注射と書類をそろえて、係留14日間という規則だったが、
ペケペケの便秘対策でやらなければならないことと、
投与しなければならないサプリ類と、
ごはんのことを説明していたら、
「た、大変ですね…。それでしたら自宅検疫で…。」
ということで、2匹とも係留を免れた。
(当時、チョロは健康上何の問題もない若ネコだったんだが、
同じ飼い主の場合、「2匹1ロットなんですよ?。」と言われた。)
帰国後数ヶ月で施行された新制度では、
基本、係留はなし、
その代わり、マイクロチップによる個体識別と、
狂犬病予防注射2回と抗体価検査が義務付けられている。
(不備があると最高180日の係留。)
で、問題は、このマイクロチップ。
チョロのは日本で入れたので問題ないとして、
ペケペケのはフランスで入れたフランス物。
動物検疫所の指定する「ISO11784 及び11785 に適合するマイクロチップ」かどうかが
わからない。
で、昨日、動物検疫所に問い合わせのメールを送ってみた。
*********************************************
・猫の年齢 17歳と5歳
・マイクロチップ装着の有無、装着時期
17歳 virbac 2003/10/10 (フランスで装着)
5歳 大日本住友製薬 ライフチップ 2005/12/27 (日本で装着)
・狂犬病予防注射接種年月日及び有効期間 未定
・狂犬病抗体価検査実施の有無 未定
質問内容
マイクロチップの読み取りについて
上記の通り、中国に猫を輸出しようと考えていますが、
2年以内に帰国する可能性があるため、輸入の準備もしていく予定です。
輸入の際に必要なマイクロチップの読み取りですが、
上記のマイクロチップが装着済みで、
これらが検疫事務所で読み取り可能がどうか、
どうすれば確認できるでしょうか。
ご回答よろしくお願いいたします。
**********************************************
で、今日回答が来た。
**********************************************
5歳の愛猫の日本で装着された大日本住友製薬のライフチップは国際標準化機構
(ISO)11784 及び11785 に適合するマイクロチップですので、当所にて読み取るこ
とができます。
17歳の愛猫のフランスで装着なさったVirvacのマイクロチップについては読み取りの
可否について断言できません(国際標準化機構(ISO)11784 及び11785 に適合する
マイクロチップ以外ですと読み込み不可能な場合があります)。
**********************************************
…。
い、いや、だから、わかってるんだってば。
可否がわからないから、「どうやって確認できるか」を聞いたんだってば。
役に立たねー。
このマイクロチップ問題が片付かないと、
予防注射をしても有効と認められないので、
何も始められない。
狂犬病予防注射は、1回めと2回めの間に1ヶ月のインターバルを入れなきゃいけないし、
その後抗体価検査にまたそれなりの日数がかかる。
もうちょっと調べて埒が明かなかったら、
マイクロチップをもう1個入れることになるかも。
あぁ、いいよ、いいよ。あんたたちはのんびりしててくれ。
[0回]
PR
COMMENT