帰国手続きの細々した話は
こちら。
で、今回は帰国が来年2月以降になった場合に備えるための抗体価検査のための血清採取。
抗体価検査は、指定の検査機関で行わなければならず、
中国には指定の検査機関がないので、
血清は、日本に持ち込んで、日本にある検査機関に送らなければならない。
出入国手続きの各種代行サービスをやっているペットショップに、
血清の日本輸送と検査手続き代行(3000元)まで依頼することはできるが、
タイミングよく日本に帰る人がいたら、
持って帰ってもらって、
日本国内で宅急便で検査機関に送ってもらうことができる。
と、いうことで、8月まではまだ間があるが、
知り合いが6月末に一時帰国するので、お願いすることになった。
たまたまこの知り合いも猫飼いで、
たまたま先月、自分の猫の手続きをやったばかりで、
いろいろわかっていて、快く引き受けてくださることに。
と、いうことで、帰国のタイミングに合わせて代行サービスのペットショップに、
血清採取と健康証明取得(血清輸出時に必要。)の送迎と手続き書類の諸々をお願いして、
今日、2匹とともに上海の出入国手続き指定病院へ。
いつもの通り、
ペケペケは絶叫し通し、眼振最強、
チョロは固まりっぱなし。
採血時の穿刺は、2匹ともすんなりうまく行ったが、
血清採取に必要な血液の量が多いため、
ものすごい時間がかかった。
(飼い主保定に必死だったため確認はできなかったが、
たぶん3ml?5ml採ってたと思う。(シリンジの大きさで想像。))
まずはペケペケ。
若い女性獣医が採血、男性獣医が保定。
もー、中国の獣医ってば、粗雑、というかなんというか、
保定も強引だし、
たぶん針がずれてもう注射器のピストンを引っ張っても血が出てこなくなっちゃってるのに、
針をぐりぐり回してネコの腕の付け根をぐいぐい揉んで、
無理やりにもほどがある。
ペケペケ、手は引っ込めようとするけど、おとなしいのに、
首根っこをぐいぐい診察台に押し付けるようにして、
首絞められて殺されるかと思った。
採血が終わって止血で手を押さえとくだけなのに、まだ首を押さえているので、
思わず、「ちょっとっ。」と手を払いのけてどかした。
この無神経な男性獣医がペケペケの書類作成に取り掛かり、
女性獣医が、だれも保定する人がいないのにチョロの採血準備を始めたので、
何も言わずに私が保定。
どいつもこいつも「太ってる」「太ってる」ってうるさい。
太っていて血がどろどろ過ぎてうまく採れないと言われ、
(私は穿刺の問題だと思う。)
片手からだけでは足りず、もう片方の手からも採血。
ペケペケもチョロも、よく暴れなかったと思う。
あまりの2匹の我慢振りに泣きそうになった。
血清採取と健康証明書作成2匹で計860元。
送迎・代行サービスが900元。
道が渋滞している上に、
通り道ではあるが、別件で店に寄らなければならないと言われてまたちょっとイラっとして、
もうほとんど落ち込んで帰宅。
ネコたちはほどなく落ち着いて、
水飲んで、トイレに行って、一眠り。
私は、まさに典型的、
「ストレスからの解放」がトリガーとなって、片頭痛でダウン。
薬を飲んで、少し片頭痛がよくなってこの記事を書いている今、22:20、
うちの真下の道で、どこかのバカがものすごい爆竹を鳴らし出した。
ああ、私はこの国がイヤだ。
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