ネコと毛糸だま、というと、
毛糸だまにじゃれつくかわいい子ネコを連想しますが、
うちにはそんなかわいらしいモンはいません。(きっぱり)
うちにいるのは、
「そこにあるヒモは食いちぎれ。」を信条とする巨ネコ。
バシッ ガシガシ (2009.03の画像です。)
まあ、そんなにしょっちゅうしょっちゅう絡んでくるわけでもなく、
腹が減っているのに飼い主が編み物をしていると、
嫌がらせをしてきます。
ところが今日、
飼い主がちょっと込み入った糸の始末に集中していると、
ごはんの時間でもないのにがしがし毛糸に絡んできたので、
「そんなにヒモが好きなら一人で遊べ。」
と、15cmほどの毛糸の切れっぱしをほいっと投げてみたら、
うまいこと一人でちょいちょいしたり放ったりして遊びだして、
私は気合を入れて作業を続行。
それからほんの数分も経ったか経たないかのうちに、夫が、
「『食ったネズミのシッポを口から垂らしとるネコ』みたいになっとるで。」
って。
はっ?!
そこには、こげ茶色の極太毛糸の切れっぱし5cmほどを口から垂らして、
舌をペチャペチャしている極悪顔の黒キジネコが…。
( ̄□ ̄;)!!
くっ、食うなーーーっ!
ああっ、ダメだっ、
ネコの舌の構造上、ペチャペチャすればするほどどんどん毛糸が奥に繰りこまれてしまうっ。
しかし、そこは元野良猫。
チマチマと一緒で、「獲物を横取りされてたまるもんか」とダッシュで逃げる。
飼い主が追いかけてもムダです。
食っちゃった…。
あああああ、どうしようどうしよう。
飼い主が大バカだ。
なんでバカにヒモの切れっぱしなんか投げたんだろう。
編んでる途中の糸を食いちぎられるくらいガマンすりゃーいいじゃないか。(違うわっ。)
ヒモ食っちゃった食っちゃった食っちゃった…。
ヒモがおなかの中で絡まって腸閉塞になっちゃったらどうしよう。
うああああああああ…。
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