もう一人ではベッドから動こうとしないペケペケ。
食欲は朝から旺盛で、ごはんもりもり食べた後、トイレに連れて行ってしっこ。
足を一歩ずつ出して一人で歩かせてみるが、一人では戻れない。
ベッドに戻ってから出前水。
水皿のふちでヒゲをつんつんすると飲み始める。
さて。
目が見えなくなった猫の生活の工夫といえば、
ごはん、水、トイレ、その他家の中の配置を変えない、
というのをまず一番に目にするが、
今や一歩も自分で動こうとしなくなってしまったペケペケ、
それでは一人でなにもできないということになる。
ご存知のとおり、女王様ペケペケは、
下々のモノ(チョロ)と同じ生活空間がイヤなんだかなんだか知らんが、
寝る場所は常に一段高いところで、
移動するにもヒトベッドを通路に使っていたので、
上り下りができないというのは致命傷。
ごはんは、チョロの盗み食いに対策しつつペケペケのだら食いに合わせるため、
ペケペケが食べそうなときに飼い主がその時ペケペケがいる場所に置いて、
ひとしきり食べたら引き上げて隠し、の繰り返し。
つまり、もともと定位置がない。
やわいベッドのふちやネコカゴのふちに置くので、
置きっぱなしだとペケペケの体重移動でひっくり返るし。
水はこんな飲み方。
またはここ。
ここもカゴから半身だけ乗り出してベッドサイドテーブルに足をかけて飲む。
目が見えなくなってできる芸当ではないだろ、こりゃ。
ということで午前中夫と家族会議。
どうせ一人で動こうとしないなら、
広めのケージに入れて、
その中ではなんとか自分で歩けるようにならないだろうか。
せめてごはんと水とトイレは自分でできるようになればラッキー。
夫としては、
ペケペケの面倒を見る私も一緒にケージにぶち込む
という案もあるようだったが、
そんなスペースを確保するとなると、
ニンゲンベッドルームの大模様替え&新たにベッド購入など、
おおごと過ぎる。
私もペケペケとひっついて寝たほうがそりゃ安心だが、
それはまたたとえばペケペケが寝たきりになったりした場合に考えればいいのではないか、
というところで落ち着く。
ここで、日本だったら100均に駆け込み、
ネコネット界で活用されているワイヤーネットその他をがががっと買い込みたいところだが、
ここは上海。
デパートやホームセンターを巡ってそれに類するものを探す時間の余裕も心の余裕もないし、
獣医の帰りに、ペケペケには申し訳ないが、
ペットショップに寄ってケージを購入することに決定。
[0回]
PR
COMMENT