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私家版・雨の内緒話避難場所

主にネコの暴力・体重ネタ。ついでに飼い主の手芸ネタも。 2010.04初旬からFC2につながらなくなって引っ越しました。

カテゴリー「輸出入手続き」の記事一覧

運光様 [PR]

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運光様 その後の顛末

上海入国時の隔離検疫期間(1週間)のケアについて、
検疫所の獣医の連絡先を夫が入手してくれて、
直接電話&ファックスで問い合わせをした。

返事がなかなか来なかったんだが、
夫の会社の上海オフィスの中国人スタッフに間に入ってもらい、
昨日、返事をもらった。

長くなるけど、質問した内容も記載します。

*****************************************************
一匹は老猫で、約18歳です。慢性腎不全で、巨大結腸による便秘があります。
現在一日100ml-120ml皮下輸液をしていて、
腎臓用と便秘対策のサプリメントを毎日投与しています。
必要に応じて排便のため、マッサージをしています。
食餌はRoyal Canin Indoor Mature 27 です。

もう1匹は5歳です。FLUTD(猫下部尿路疾患)があります。
ストルバイト結晶が出ることがあり、しばしば膀胱炎になります。
食餌は、Waltham Urinary 1、尿路疾患発症時は Hill's s/dを短期投与します。
尿のpHを下げるためのサプリメントを毎日投与しています。
上記のような状態なので、毎日必ず排尿があるかどうかチェックする必要があります。

質問1
毎日の皮下輸液とサプリメントの投与をしていただくことは可能ですか?

質問2
上述したフードはありますか?
もしなければ、私が持ち込んで検疫係官から検疫所の獣医師に渡していただくことは可能ですか?

質問3
上述したサプリメントを持ち込んで検疫係官から検疫所の獣医師に渡していただくことは可能ですか?

**********************************************

回答は下記の通り。

**********************************************
一  検疫局の責任は入国のペットに対して検疫することだけで、
   病気ペットの対応はうまくできない、
   病気ペットの世話は別途のペット病院が対応します。
  
   所要費用:義務援助、サービス費用なし
   (中国政府に納める費用の2,000元は支払わなければなりません。)

二  獣医対応内容について
 1. 食料とサプリメントについて自己負担は可能です。
   入国した後でペットと一緒に検疫局に送ります。

   *もし可能であれば、食料とサプリメントの名前と用法用量をはっきりリストにして、
    翻訳して入国する時に検疫局に渡すほうがいいと思います。

 2. 以前提出した対応方法の中の皮下注射ついて、
   病院の担当者はできません。
   皮下注射は激しい治療方法で、
   もしペットに何かあったら、病院はこの責任を負担できません。
   他の要求は全部対応できます。
************************************************

「皮下注射」が「激しい治療方法」で、
「病院が責任とれない」て。

えーーーっと、えーーーっと…。(思考停止。)

とりあえず、
「一週間輸液なしで心配は心配だけど、
チョロのしっことペケペケのうんこの観察をしてもらえそうだったら、
がんばれるかな。」

と夫に相談しましたら、

「輸液も含めて自分でできるので自宅検疫できないか、
できるならどんな条件でできるかを確認してもらってます。
だめな可能性が高いけど。
それと、杭州空港の検疫システムを確認してもらっています。」

と返信が。

すごい。夫。
対応が完璧だ。

それから、夫が何軒か候補を見て回った引越しだが、
会社の規定絡みのさまざまもあり、中止決定。

上海では、ベランダつきは希少らしいしね?。

今の140ベイベー(意図的な誤字)で、すんばらしい眺望を楽しもうっと。

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運光様 いろいろ問い合わせ -3-

上海のペット輸入の条例では、

入国させるペットは動物検疫局所属隔離場で隔離検疫を受け、所定の餌を使用する。
隔離期間中、所有主は隔離場への立ち入りを禁止する。

ペットが7日間隔離後、疫病に関するテスト結果が全て陰性で、且つ所有者の居住地が
獣医衛生防疫基本基準を満たす場合、検疫機関はペット所有者の自宅にて30日間までの
継続隔離検疫を認める。

ということになっている。
「所定の餌」とは「フランスの高級ペットフード」ということだが、
どうもロイヤルカナンらしい。

その情報を見つけて、今ペケペケにはロイヤルカナンをお試ししてもらっているが、
(お試し順調。)
ウォルサムpHコントロールスタータですらストバイが出ることもあるチョロは、そーもいかん。

「フードの持ち込みは禁止」という情報も見たし、
「尿路疾患であることを説明して持ち込んだ処方食を認めてもらえた」という情報も見た。

ペケペケもチョロも一週間くらい獣医に預けることは今までよくあったが、
それは、食餌管理、輸液、サプリ投与、など、ちゃんとケアをやってもらえるという
重要な条件付き。

ってことで、「そんなことは可能なの?」ということを、
言葉が通じるかどうかも微妙な獣医に直電。

ひぃ?…。

獣医の英語は、読み書きはOKでも、話す、聞くはいまいちらしく、
まず、「中国人の友だちに代わりに話してもらえないか」みたいなことを聞かれた。

日本からかけているので、
できればEメールで質問させてもらえないかと聞いたところ、
メールはない(?)らしく、
FAXで質問を送るように、と言われた。

それだったら英語でも大丈夫、とのこと。

がっつり書いてFAXしたよ?。

OKの回答がもらえても、書面でないと意味がない気がするので、
FAXでOKの返事をもらえたら、検疫で武器になるかもしれない。

返事が来なかったらまた電話せねば?。

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運光様 いろいろ問い合わせ -2-

さて、
昨日夫が、ペット入国時の「各種代行サービス」とやらをやっている上海の日系ペットショップに、
いったいどんなサービスがあるのか問い合わせてくれた。

連絡先と住所を連絡してサポートを依頼すれば、
係留中毎日電話で様子を確認して教えてくれる。
係留が終わったら迎えに行って家まで届けてくれる。
希望すれば飼い主を家まで迎えに行って、一緒に係留場所へ迎えにもいける。


とまあ、ネコの場合、犬の養育許可証取得のようなものはないし。
空港での検疫手続きでの代行とかそういうのはないらしい。

ただ、この問い合わせで、上海の空港検疫所の獣医の電話番号を入手できた。

入国したときに、処方やケア、食餌について獣医と話すことはできない、とのことなので、
直接獣医に問い合わせてみることにした。

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運光様 いろいろ問い合わせ -1-

知らない人が苦手なので、本当にシンプルな問い合わせですら緊張するヘタレなんだが、
上海入国虹橋ルートの諸問題について、今日は腹をくくって問い合わせをしてみた。

検疫係官がいなかったら、そのまましれっと外に出てきちゃえ♪と、
そりゃー思うことは思うんだが、
外に出れず、係官がいなくて手続きができず、税関で一泊なんて恐ろしいことになったら、
目も当てられません。

(なぜ、現在係留のない杭州ルートでなく虹橋ルートを詰めているかというと、
杭州入国時、『「係留免除なし。1ヶ月係留ね。」と言われない』という確証が
今現在取れていないから。)

で、利用予定のJALに電話して聞いてみた。
(入国空港が決まっていないので当然予約はまだ。)

相変わらず高飛車でエセ親切だわ、JAL。(笑)

虹橋でもちゃんと手続き場所があって、7日間係留ということになっているので、
「係官がそこにいないということはないと思う」。


(ほんとかよ、という気はしたが、
そいつを問い詰めてもそれ以上の情報は出てこないのでやめた。)

JALの方から虹橋の検疫所に予約を入れるようなことはしない。

(日本の検疫所なんか、入国の40日前に予約しなきゃいけないのに。)

今まで虹橋便が就航してから、乗客でペットを輸入した人はいるのかも聞いたけど、
「わからない」。

検疫手続きの際、JALの現地係員に通訳などのヘルプを頼みたければ、
そこいらにいる係員に直接その場で依頼して、
その時「時間があったら」手伝ってくれる。

ということでした。

係官がいなくて、そのまま連れて帰れたらそれがなによりもうれしいけど。
あああ?、黙ってこっそり入国したい???…。

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運光様 検疫のカベ

…まいった。

上海入国ルート、虹橋空港浮上。

上海には、国際線専用空港(東京で言えば成田 遠い。)、浦東空港と
国内線専用空港(東京で言えば羽田 近い。)虹橋空港がある。
(なんかちょっと意識してしまう名前なのよね。)
去年だっけか、ニュースで見た記憶がある方もいらっしゃるかもしれないが、
上海版羽田の虹橋-東京の羽田線が就航した。

そりゃー便利だ。

もちろん、上海に到着するからには、7日間の係留がある。
係留させる決断ができれば、の話ではあるわけだが、
杭州入国案もほとんどカケみたいな状況だと、
我が家得意の、正攻法を採るというのも捨てきれない。

もう1つ問題が。

虹橋、就航しているのが羽田線のみで、国際空港としての機能がどれほどのもんか不明。
つまり、動物を入国させるための手続きを担当する検疫官が常駐しているかどうか
わからないのだった。

いないんだったらそのまま出てきちゃいたい…。

ってわけにはいかないんだろうなぁ。



そしてまたひろーいひろーいネットの海を、
ふらふらと何時間も漂流するのだった。

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運光様 いろいろ問い合わせ

昨日夫とビデオチャットをして、
上海の獣医のこととか話をしたらまた気分がずどーんと落ち、
まーた深夜2:00ごろまでネットを徘徊し、
今日は今日で午前中、どころか13:00過ぎまでなーんにもしないで、
Googleに「上海 日本人獣医」だの「上海 動物病院」だの打ち込んで徘徊。

ほんとうにただ徘徊しているだけだ…、とちょっと自己嫌悪していたら、
ペケペケがうんこしだしたので、とたんにちょっと持ち直し、
上海の獣医療について思い悩むのはやめることにした。

で、気を取り直してやったこと、というのが本日のタイトル。

まず、動物検疫所に、出国時に必要な書類の確認。
実際に提出する書類は、
提出前に出国する空港の検疫所支所にFAXして確認してもらうんだが、
動物検疫所のサイトに記載されている書類でちょっと不明なものがあったので、
電話で質問。

フランスから帰国したときにも思ったんだが、
動物検疫所の人は、今までやり取りがあった人全員、
対応がとても丁寧で親切。

へこみがちなときは本当にありがたいわ?。

続いて会社に査証手続きの流れについて問い合わせメール。

それから、健康診断の問い合わせ。
海外赴任者の赴任前検診は、指定のセンターに行って受けなければならないんだが、
今回「胃カメラがあるので」という理由で婦人科検診を同日受診できない。
別日に同じセンターで受診するか、近くの婦人科で受診する、ということなんだが、
指定のセンターは新横浜なので、別日にまた行くのはめんどくさい。

ってことで、探しておいた近所の婦人科に電話して、
婦人科検診を予約した。

2008-02 034  2008-02 036  2008-02 039
パネルヒーターと何を語り合ってるんだか…。              …仲違い??


2008-02 037
あ、あんたまで…。

**********************************************************

以下、獣医選びについて私がひたすらウジウジうるさいです。
もう情けなさ全開です。
うっとーしいことこの上ありません。
読み進める方は、その点ご承知のほどよろしくお願いしますね?。

なんで折りたたまないのかというと、
今日はうんこじゃないのに、折りたたみの『うんこ♪』の表示、
記事ごとに変えられないから。(爆)

**********************************************************

夫と話したときは、
自宅輸液の可能性とか、
上海の日本人獣医がいる病院に私が電話するということにしたんだが、
実は私は獣医への電話相談が得意ではない。

(大体、どんな方法であれ知らない人とやり取りするのが苦手なんだがな。)

相手もこっちも見知らぬ仲で、
診療時間内に、
電話で(つまり無料で)、
こちらの病歴、背景を説明し、
何を求めているのかをわかってもらい、
回答を得る、

というのが、どうにもとてつもなく壮大な挑戦に思えてしまうから。

以前

『上海には日本人獣医がいる。
 外国語で獣医とやり取りをすることにおそろしくトラウマのある私は、
 おそらく日本人獣医のところに行くと思う。 』

と書いたが、
実際、現在までのところ私は、
日本で、日本語が通じる獣医でも、
まるで信用できていないのだった。とほほん。

昨日深夜と今日半日の徘徊で、
上海の動物病院情報を再確認したことでとりあえずとどめて、
上海に行ってから、実際に「突撃!上海の動物病院」作戦でやっていこうと思う。

相談料を取るところもあると思うが、
むしろ金を払ったほうが、こちらも割り切っていろいろ相談できるという気がする。

ただの人見知りの引っ込み思案の言い訳、と言ってしまえばまあ、
そうなんだけど。(-_-メ)

幸いなことに今の獣医は、
輸液セット、「数はいくらでも出す。」と言ってくれているので、
とにかくハンドキャリーで持っていけるだけは持っていきます。

もう1年半も前

『もう獣医に頼らん。…(中略)…
 ペケペケの「苦しい」は、私がなんとかするからね。』

って決意したんじゃん、ワシ。
がんばれ、ワシ。

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運光様 血清採取

はぁ?…。(深)

狂犬病抗体価検査のための血清採取は、狂犬病予防注射2回めから1週間めが適期、
血清は平日に届くように冷蔵で送付、

ということなので、
1週間めの今日、朝一で動物病院へ。

獣医が採血がヘタだ、という懸念が見事大ヒット。
飼い主、10年分は老けた気がする…。

*****************************************************

まずはペケペケ。
昨日うんこ出たのに4.65kg♪

今日も飼い主、息を潜めて気配を殺すが、
もーーーーーっ!
獣医、へたくそなんだよーーーーーっ!!!!!

左で2度失敗して、右でなんとか必要量採取。

はぁ?????…。

続いてチョロ。8.55kg。
あぅ、増量。

チョロは飼い主がいたほうがおとなしいので、保定に参加。
固まっておとなしいのに、やはり失敗。

がーーーーーーーーーっ!

押さえられている時間が長引けば、当然チョロも抵抗を始める。
そして怪力。

「以前、前足からちゃんと採れてるんですよねぇ…。」

と弱気なことを言うので、
チョロは前足しか経験はないが、ほかの猫で首とか後ろ足から採る先生もいた、とか、
言ってはみたが、

「首はな?、暴れるだろうな?。」

ととことん弱気。

(-_-メ)

で、何を言い出すのかと思ったら、

ガス麻酔。

はぁ?っ?!

…。

い、いきなりかよ。
採血ごときで麻酔かよっ!

心中、一瞬パニクるが、ともあれここで採血してもらわねばならん、
獣医はここにはこいつ一人しかいない。
チョロもこのまま起きてたら、こわい、痛いが続くだけ。

ああ、やってもらおうじゃないの。

テレビで、動物園や野生の猛獣が麻酔をかけられていくさまを見たことはあるが、
自分の動物が麻酔をかけられるのを目の当たりにするのは初めて。

描写はムリ。
ほんとうにほんとうにこわかった。いろんなことを想像した。
もう2度と見たくない。

麻酔自体はごくごく軽く、
ぐーぐーうなりながら四肢に力が入らなくなったところで採血、
すぐに意識は戻ってきて、(意識自体はずっと少なからずあったのかもしれない。)
四肢に力が入りだすと、横になったままもがいて暴れだしたので、
ちょっとだけ入院用ケージへ。
ほんの数分で元に戻り、ケージの奥で固まったところで出してもらって、
キャリーにback in。

心臓と胃がずっとえぐられている気がした。

もう、この獣医に2匹とも、2度と採血させないと決意した。

*********************************************************

血清と書類、それからついでにお願いした血検結果を待つ。

いつもはこの時間に、(ほかに客がいなければ、だが、)
便秘の話やら薬やご飯の話やら、雑談のようなものをするのだが、
今日はする気になれず。

鳴き続けるペケペケに話しかけながら、
心の中でチョロに謝りたおしながら待つ。

*********************************************************

BUN 44.6 (前回 48.8 前々回 43.0)
CRE 2.6 (前回 3.0 前々回 3.3)

YES!!!

BUN、CREとも改善。
ああ、もうこの結果が今日の唯一の救いだ。
ペケペケ、ありがとう。

チョロの尿検査は、pHが6.5になった以外は変化なし。
家では血尿が出ていたが、今日のしっこには潜血なし。
血検結果も見て重大な異常はなく、
細菌性膀胱炎ということで投薬続行、s/d 続行。

ただ、
総コレステロールが276。(基準値 53-164)

ぎゃあ。

*********************************************************

帰宅後、
まず猫ズに謝りたおし、ごはん&水。
血清と書類を梱包してクロネコに連絡し、無事発送。

血液検査の結果を入力したところで、
あまりの緊張から解放された反動で片頭痛発作。

猫ズも昼寝に入ったところで飼い主も3時間寝たおした。

つ、疲れた…。

でも、これで猫の渡航準備はおしまい。
後は飼い主が書類を揃えればいい。(抗体値が基準クリアしてればだけど。)

ほんとにごめんね。

2008-02 041
もう。
さわられたところどこもかしこもいや。 (でもまだちっちには届かない。)

 

2008-02 047       2008-02 048
ごはん…                    ありませんけど。
2008-02 043      2008-02 045 
キッチンスツール限定でひざに乗る。   で、甘える。

2008-02 044
ふ?????…。


↓ 昨日の作品。久々の大作。

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運光様 海外引越しにまつわるいろいろな壁

ええ、

毎度毎度申し上げますが、
人間なんざーどーにでもなるんです。

*************************************************************

なにせ、私のアタマのキャパがぎりぎりなので、
自分のための覚書のようなものです。

もう、トイレ掃除と検索で疲れ果てたので、ちょっと気分転換。

興味がない方はぜひスルーで。
すみません。

*************************************************************

1. 変な話だが日本に帰国するときのための準備

 前にも書いた気がするが、
 マイクロチップ→狂犬病予防注射2回(30日インターバル)→抗体価検査。

 これをしっかりやっておくのとおかないのとでは、結果が雲泥の差。
 2ヶ月近くかけて事前準備をしておけば、
 2年以内であれば帰国時事実上係留なし。
 していないと最長180日の係留。

 ただし、日本到着が日本で採血した日から2年を超える場合、
 滞在国で抗体検査の再検査が必要。
 その場合、滞在国で採血した日から180日間の待機が必要。
 つまり、1年半経って、帰国が決まっていなければやり直し。
 その上、抗体価検査施設は中国にはないので、
 血清を郵送、ないしは一時帰国でハンドキャリーして宅配で送ることになる。

2. 出国時に必要な書類の準備

 日本出国に必要な書類は、
 ・輸出検疫申請書     (自分で作成:日本語)
 ・狂犬病予防接種証明書  (日本語)
 ・健康証明書       (日本語)
 ・マイクロチップの装着証明書、IDデータ登録証 (両方とも日本語)
 事前(7日前まで)に輸出検査を受ける動物検疫所に連絡する。

 中国入国に必要な書類は、
 ・日本政府発行の検疫証明書(英文:これは日本出国時に作成される))
 ・狂犬病予防接種証明書  (日本語)
 ・健康証明書       (日本語)


ま、上記1.と2. は、やることやって、揃えるもん揃えて、出すもん出せばいいので、
「壁」というわけではないか。 


3. 最大の壁?中国での検疫対策

 上海では、例外なしの7日間係留。
 これをなんとか逃れられないか必死になっている。

 上海から車で3時間くらいのところにある空港は、日本から直行便が飛んでいて、
 現在のところ係留なし。

 「現在のところ」はあくまで「現在のところ」で、
 明日いきなり係留が始まるかもしれないし、始まらないかもしれないし、
 始まったとしたらいきなり30日という可能性もある。
 どこにもなんらかの保証を得られる手立てはない。

 係留なしのままだったとして、上海居住でOKという話もあれば、
 その空港のある省に住所がなければダメという話もある。

 最悪上海入国で隔離7日間耐えさせる方向も最後の手段として置いておく。

4. 唯一解決した壁、ペットの葬儀について

 これははずせなかった。

 上海で、単独葬をして骨を返してもらうことが不可能だったら、
 ほかの何がクリアできても連れて行くのはムリだから。

 夫の会社の人が見つけてくれた。

 ・単独火葬、飼い主が火葬場に同行する場合:
  費用:1080元(往復バス代、骨灰を入れる箱代、火葬費用)
  骨灰の持ち帰り:火葬後、すぐに骨灰を持ち帰れる
  因みに、火葬場は上海の郊外である

・単独火葬、飼い主が火葬場に同行しない場合:
  費用:500元(骨灰を入れる箱代、火葬費用)
  骨灰の持ち帰り:15日がかかる 

5. 自宅輸液

 上海には日本人獣医がいる。
 外国語で獣医とやり取りをすることにおそろしくトラウマのある私は、
 おそらく日本人獣医のところに行くと思う。
 問題は、その獣医が自宅輸液を許可してくれるかどうか。

 許可してくれない場合、
 定期的にハンドキャリーで輸液セットを運ぶために帰国することになる。

 ペケペケの血液検査結果とともに夫に質問事項を委託済み。

6. 実際のフライト

 日本の航空会社は、キャビン持ち込みができなくなったので、
 生き物用貨物室預けになる。
 飛行中はキャビン内と同じ空調だということだが、
 駐機中、外気の影響を受けやすいらしいので、酷暑・厳寒期は避けなければならない。

 現在目標にしている5月末を逃したら、秋まで延期することになる。

 実際のフライトは、どうしても猫たちに耐えてもらわねばならんが、
 ヨーロッパの12時間を考えたら、気持ち的にはかなり楽。

*************************************************************

はぁ?。
毎日恐ろしく記事が長いな。

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運光様 狂犬病予防注射2回め

1回めの接種から30日経ったので、2回めの狂犬病予防注射。

いろいろあったので記事を分割します。

2回め接種後約一週間後に抗体価検査のための血清採取、手続きとなるので、
念のため手順と検査依頼書をプリントアウトして持っていく。

(プリンタ使えるようにしてくれたのは長姉アリスのオット様。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。
PC関連のドタバタについては、ドタバタ過ぎて自分でレポするのは断念。
長姉に飛ばす。なにからなにまですまん、長姉。

ISP接続は相変わらず不安定だよう。いつ焼肉食べたくなる?? よろしく頼むよ?。)

しつこいようだがタクシー代をケチって、また8.5kgと4.5kgをかついで病院へ。

先客は、業者らしき女性。
こないだもいて、ずっと待たされてて申し訳なかったな?。

名前と、とりあえず狂犬病予防注射に来たんだが、
その前に夕べペケペケの様子がおかしかったので診てほしいこと、
チョロのしっこが採れたので尿検査をお願いしたい旨を伝えた。

そこでチョコレート色のトイプー抱えたお兄さん登場。
今日はワクチン、ということで、
先生ちらっと問診の後、私に、「申し訳ないけど、こちらお先にいいですか?」と言うので、
じっくり診てほしい(っつか、気が済むまで話を聞いてほしいメーワク飼い主な)私は、

「はいっ、もちろん! 私、話長いっすから。」

と余計な一言を添えて答えて、
お兄さんに『あはっ。^_^;』みたいな顔をされる。

(ちゃんと「すみません。」と会釈もしてくれました。)

さて、

トイプーちゃん帰って、
まずペケペケ、それからチョロの順で、
それぞれ体重計って診察、それからちゅっと予防注射。

それからプリントアウトしてきた書類を見せて、
血清採取は2回めから一週間後が適期、ということで、
獣医記入欄のある検査依頼書は、準備しておいてくれるということで預け、
来週再度通院。

血清採取の際、血液検査の分まで採れるようだったら、血液検査もお願いしたいと伝えてお会計。

今日はちゃんとお金持って行きました。

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運光様 マイクロチップ手続き

前にも書いたが、
ペケペケのマイクロチップは、2003年にフランスで入れた。

フランスでは、全国版のDBがあって、そこで登録した情報が管理されていた。

帰国して、一応もうフランスに住んでいないことを知らせたほうがよかろうと思い、
日本の住所に変更する手続きはしてあった。

チョロのマイクロチップは、2005年に日本で入れた。

さすが動物ID後進国、もとい、いまひとつ普及していない日本、
装着したマイクロチップの製造会社がデータを管理するということだった。

それが、ようやく去年、動物ID普及推進会議(AIPO)に統合されることになり、
データの管理・運営が一元化されることになった。
チョロのデータは自動的に(横浜の住所のまま)移行されているが、要住所変更。
ペケペケは要新規登録。

ってことで、AIPOに問い合わせたら、
とにかくなんでもかんでも獣医経由でないと手続きできないという。

めんどくせー。

で、今日、狂犬病予防注射のついでに文書料¥1,050x2 払って書類を作ってもらうことに。

この書類にくっついている振込用紙で手数料¥1,000x2 払って書類を郵送したら、
手続き完了。するはず。

書類には、登録する個体について、もちろんいろんな情報を記入するところがあるんだが、
書類作成中、先生、はたと困る。

「チョロちゃんは、日本猫ですかね?」

え?っと。

「えと、雑種っていうカテゴリーはないんですかね?
まあ、ヨーロッパでは、雑種は『ヨーロピアン』ということで、
ペケペケも『ヨーロピアン』て登録されてたんで…」

「『MIX』っていうのがあるけど?、ペケペケちゃんは『日本猫』で?…、」

なーにをうだうだ言ってんのかと思って、先生の参照している『種類・毛色コード表』とやらをのぞきこんだら、
まず最初に純血種のリストがずらーっとあって、
その下、確かに、MIXと日本猫でコードが違う。

先生、ん?、と悩みながら、前の登録控えを確認したら『MIX』となっていたらしく、

「あ?、じゃあ『MIX』で。」

ま、私はなんでもいいんですけど。確かにどう考えても『日本猫』ではないし。

でも、よく考えたら『MIX』って、純血種のなんとかとなんとかのMIXとかそういうことではないかと。

ま、なんでもいいです。

続いて先生、今度はAHTさんと、

「キジトラ? サバトラ? キジ??
黒キジってないんだよな?。茶トラはあるけど?…。」


えと、

「さっ、サバトラってグレー系ですよね?
この人はたぶん、キジトラ白?」

と私が申し上げたら、

「白がない?…。ん?、『その他』…? ってかなぁ…。」

と、AHTさんがまたまた前の登録控えを確認して、

「せんせ、『その他』になってます。」

はい、解決。

AIPOさん、コード表考え直したほうがいいと思うよ。

と、いうことで、うちにいる2匹の猫、

一匹は『日本猫・三毛』、もう一匹は『MIX・その他』

ということで登録される予定です。




『MIX・その他』て。

なにがなんやらわかんねーじゃん。




2007-06 018  2007-04 007
日本猫・三毛             MIX・その他

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